こんにちわ、うっちーです。
今回わ私も実際に闘っている強迫性障害についてお話ししたいと思います。
そもそも強迫性障害って何?
強迫性障害は、強い不安に陥ったり、恐怖心、こだわりがあることで日常生活に支障をきたす精神的な病気です。私もそうでしたが、自分が強迫性障害だと気づかない人も多いようです。
WHOの報告では、生活上の機能障害をもたらす10大疾患の一つであり、50人~100人に1人がかかる病気と言われています。
どんな症状があるの?
大きく分けると『強迫観念』と『脅迫行為』の二つの症状があります。
・潔癖症
自分が不潔だと思うものを触ることができない。また、過剰な手洗いや洗濯など、きれいにしないと気持ちが悪く気が済まむまで実行してしまう。
・確認行為
外出前などに、戸締りやコンセント、ガスの元栓や家電製品のスイッチを過剰に確認してしまう。
・儀式行為
階段を上るときは右足からなど、自分の決めた手順で行わないと気が済まない。また、失敗すると何か起こるのではないかと不安になりもう一度始めからやりなおしてしまう場合もある。
・加害恐怖
誰かに危害を加えたのではないかと考えて不安になる。車などを運転していて、事故を起こしてしまうのではないか不安に思ってしまい、何度もミラーなどで確認してしまう。
・数字へのこだわり
縁起の良い数字、悪い数字に、縁起を担ぐというレベルを超えてこだわる。
・配置のこだわり
物の配置にこだわりが強くあり、必ず決めた位置に物が置かれてないと不安になってしまう。
私は、小学生の頃から潔癖症でしたが、強迫性障害と同じ症状がたくさん出始めたのは成人してからでした。過剰な手洗い、トイレに行くたび玄関の鍵チェック、外出前と寝る前の戸締りやIH、スイッチの確認を自分が決めた順番通りに何度も確認したり、車の運転では、道路が悪く車がボコンとなると、人を轢いてしまったのではないか不安になり、戻って確認していました。
強迫性障害って治るの?治療法は?
強迫性障害は精神的な病気ですので、自分との闘いとなってきます。
治療法としては『薬物療法』、『認知行動療法』があります。
薬物療法で主に使われるのは、抗うつ剤です。抗うつ剤は、強い不安や恐怖などを和らげてくれる働きがあるようです。認知行動療法は簡単に言うと、ペンに触ってみる、つり革、ドアノブに触る、トイレ後の手洗いは一回だけにするなど、小さなことから少しずつ出来ないことを克服していくことです。
周りの人に理解されないことも多くその度に悩まれる方もいると思いますが、同じ症状で辛く苦しんでいる方は、まずは『精神科』『精神神経科』を受診してみてください。きっと少しずつでも改善すると心も軽くなってくると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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